Perl入門 ≫ LESSON16 検索・置換関数

検索・置換関数

正規表現を使って、文字列の検索・置換関数を使うことができます。
検索については、前の項目の「正規表現」でやったので省略します。
ただ、検索パターンにおいては、次のように記述しても同様の結果を得られます。

置換関数

文字列を別の文字列に置き換えます。

●s/パターン/置換文字列/

パターンにマッチした部分を指定した文字列に置換します。
検索する時と同様、左辺には対象となる文字列を指定し、=~で繋げます。 左辺を省略すると、特殊変数$_を置換します。
オプションは以下の通り。その他のオプション(i,m,o,s,x)は検索する時のオプションと同様。

オプション

g	出現した全てのパターンを置き換える。
e	置換文字列をPerl式として評価する。

●tr/検索リスト/置換リスト/

検索リストに指定された文字をすべて、置換リストの対応する文字に置換し、置換した文字数を返します。
（y/検索リスト/置換リスト/オプション 形式でも同様。）
オプションは以下の通り。

オプション

c	検索対象を、指定した検索リストの補集合にする。
d	検索リストで見つかったものの中から、置換リストに対応する文字がないすべての文字を消去する。
s	同じ文字に置換される連続する文字列を一列に圧縮する。

●pos

スカラーの最後の\g検索が終わった位置を返します。 代入すると、\gのマッチする位置に影響を与えます。