PHP入門 ≫ LESSON4 参照
参照(リファレンス)とは?
ある変数が存在したとします。
その変数の前に&を付けると、その変数へのリファレンスを表します。
やってみましょう。
まず、
$moji = 'moji';
を定義します。

次に、この変数へのリファレンスを$hensuに作ります。
$hensu = &$moji;

どういう事かというと、上の図で言うと、変数$hensuは変数$mojiの中身である'moji'(オレンジの箱の中身)を指している状態を作ります。
これで、変数$hensuは変数$mojiへの参照が可能になりました。
実際に値を参照するには、
echo $hensu;
で実現できます。
$moji = 'moji';
$hensu = &$moji;
echo $hensu;
結果は以下。
moji
・・だからなに?
参照できたらか何か便利かと言うと、こういうことです。
$moji = 'moji';
$hensu = &$moji;
echo "$hensu\n";
$moji = 'moji2';
echo $hensu;
結果は以下。
moji
moji2
この場合、最初に変数$hensuに変数$mojiへのリファレンスを作って置いたので、$mojiの値が変化すると、その後$hensuに何もしてなくても、変化していく$mojiの値を参照できるのです。
が、このような使い方はあまりしません。
このあとに出てくる関数への値を渡すときに使う事があります。