Perl入門 ≫ 準備(インストール)

Perlって?

Perlプログラミング言語です。CGIを動かすのによく使われています。
インタープリタ言語と言って、書いた命令を順次実行していくもので、他のプログラム言語などに比べて非常に簡単に書けると思います。

これからPerlを学習していくわけですが、そのためにまずPerlの学習環境を作りましょう。

必要なのはPerl言語で書いたプログラムを実行する「Perl」ソフトェアをインストールすることのみです。

次からの説明を参考に自分のPCにインストールして下さい。




ここから先は詳しい説明になります。必要ない人は次へGo!
↓ ↓ ↓



Perlをインストールする

自分のPCにPerlを入れましょう。

WindowsでPerlといえばActivePerlです。他にも種類はありますが、とりえあず自分はこれで苦労したことはないのでActivePerlを押します。

インストール方法は2018年のものです。URLは変更になる場合がありますが、探せばみつかりますので、そのときは自力で探してください。

ダウンロード

それではPerlをダウンロードしてみましょう。
まず、本体を取ってきましょう。
Perl Downloadにアクセスします。
下の方にいくとWindowsのBinariesの「DOWNLOAD ACTIVEPERL」をクリックします。
次のページで

Download ActivePerl 5.24.3 for Windows (64-bit, x64)

をクリックすると、ファイルがダウンロードされます。
(※現在64bit版しかないようです)

これがこの次点での最新版です。バージョンアップすると、ファイル名も違ってきます。

ダウンロードしたファイルはPC上の適当な場所においてください。


インストール

ダウンロードしたファイルをエクスプローラからダブルクリックして実行してください。
特に何もなければ「Next」で進みます。

途中、ライセンスを承認します。


セットアップタイプですが、インストール場所をC:\Perl64以外にしたい場合はCustomを選択しましょう。


「Browse...」でインストール場所を指定します。
場合によっては、そのフォルダが存在しないと進まないようです。空のフォルダを作成して、そこを指定します。


Setup Optionsで一番上にチェックを入れると、環境変数PATHに自動的に値を追加してくれます。(なるべくこのままで)


進みます。


終了です。

これでperlがインストールされました。
バージョンが違ってもたいていインストール方法は同じはずです。参考にしてください。


確認

コマンドプロンプトを立ち上げます。 コマンドプロンプトについて、先に色々しっておきたい人は、基礎知識のコマンドプロンプトを見ておきましょう。
そこで、

perl -v

とだけ入力してみましょう。
これはperlのバージョンなどを表示させています。

こんなカンジで出力されたらOKです。



もしうまくいかない場合は?

コマンドプロンプトから「perl -v」とやって↑のように表示されなかった場合は、まず第一にperlがきちんとインストールされているか確認しましょう。

エクスプローラから先ほどPerlをインストールした場所を確認します。

C:\Perl

だった場合は、その下に

C:\Perl\bin\perl.exe

というファイルがあることを確認してください。
あれば、問題は環境変数PATHの設定です。
インストール途中で自動的に設定するようにしましたが、なんらかの理由でうまくいかなかった可能性があります。

確認してみます。

コマンドプロンプトから

echo %PATH%

とやると、

C:\Windows\system32;C:\Windows;C:\Perl\bin

のようなものが出てくると思います。
このC:\Perl\binというのがperl.exeの入っているディレクトリです。
PATHについてはCGI講座の基礎知識「実行パス」で説明してあります。
ここにC:\Perl\binが追加されたので、コマンドプロンプトのどこからでも、この下にあるperl.exeを実行することができます。

もしも、PATHの値にC:\Perl\binが入ってない場合、↑の説明を参考に値を追加してください。各ディレクトリは「;」で区切ってあるので、変数値の最後に

;C:\Perl\bin

と追加すればOKです。
設定が終ったら、コマンドプロンプトを再度立ち上げてperl -vと実行してみてください。



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