PHP入門 ≫ 学習方法の手引き

PHP学習にあたって

これから学習方法ですが、PHPの色々な項目ごとにすすめていきます。

その都度、例文のスクリプトを実際に書いて実行していって下さい。
ファイルは適当な名前で保存していって下さい。

<?php

//ここにスクリプトを書く

?>

簡単なのでこれは覚えてしまいましょう。なれないうちはこのような雛形ファイルを作って置いて、都度コピーして使うのもいいです。



そして、実行する前に必ず文法チェックをしましょう。コマンドプロンプトから

D:\temp> php -l test.php

とします。 問題がなければ実行です。今度は-lオプションを抜いて実行します。

D:\temp> php test.php
Hello!


このように、作成→文法チェック→実行を繰り返して学習しましょう。
自分のPC環境で他の人に迷惑をかけない場合は、Webサーバの環境を作って実行はブラウザで行ってもいいです。



CGIのためにPHPを学習する場合

CGIのプログラムとして使うためにPHPを学習する場合、本サイトのCGI講座もあわせてみておいてください。できれば先に。



本サイトの説明

本サイトでは、各項目ごとにPHPを学習していきます。 サンプルがいくつも出てきますが、これからは面倒なので中身だけ書いて説明することにします。

<?php

echo "hello!";

?>

<?phpと?>の間に書いた部分はPHPで実行されますが、この部分は説明上省略します。

echo "hello!";

とあったら、前後の<?phpと?>は省略していると思ってください。



プログラムの間違いをなおす

プログラムはどんなに注意してかいてもうっかり間違いがあります。
間違いはなおさないといけないわけですが、たいていは「このあたりがおかしいよ!」とメッセージが出るので、それを頼りになおしましょう。

D:\temp> php -l test.php
Parse error: syntax error, unexpected ''Hello!'' (T_CONSTANT_ENCAPSED_STRING) in test.php on line 3

「構文エラー。3行目なんかヘンだよ」と言われています。
エラーの内容は、間違いの内容ズバリを言ってくれる場合ばかりとは限りません。line 3とあっても、3行目ではなくその周辺に間違いがある可能性もあるので、これはカンを働かせるしかありません。

その前後で間違いがわかればいいのですが、括弧のくくりがおかしい、とかながーーい範囲にわたっての間違いもあるので、がんばって間違いを探しましょう。
とりあえずエラーメッセージの内容を頼りにしましょう!



おまけ

PHPの実行には、ファイルにスクリプトを保存してファイル名を指定して実行する場合と、コマンドラインから直接入力する方法があります。

コマンドラインから直接入力する場合はこちら。
オプション”-r”を付けてスクリプトを直接記述する方法です。

D:\> php -r "echo 'Hello';"
Hello!

実際使ってみたら、コードはダブルクォートで囲わないと動かないらしい。結構謎な作りです。
あまりこの方法は使う必要はないと思うので、参考程度に覚えておいてください。



ページのトップへ戻る