ITパスポート試験とは?
ITパスポートは、基本情報技術者試験の関連資格で、難易度は一番低い、つまり一番取得しやすい資格です。
詳細はIPAのITパスポート試験のページを参照してください。
ITパスポートの合格率は?
難易度は低いのですが、統計によると合格率は毎回半分、50%というところです。
これを高いとみるか低いと見るかは人によって違うでしょうが、対策をしっかり行って挑めば、学生さんでも十分合格可能です。
どんな問題が出題されるの?
問題は令和4年現在、選択肢形式で100問。内容は
ストラテジ系(35問)
会社や法律などに関する問題
マネジメント系(20問)
システム開発の問題
テクノロジ系(45問)
IT全般の技術的な問題
という3つの分野から出題されます。合格するには6割の問題に正確すればOK!ちなみにIPAの情報によると、
残りの8問は今後出題する問題を評価するために使われます。
各分野、それぞれ最低3割、全体で6割取れればOK!
こんな細かいことで余計な頭を使わないで大丈夫ですよ!
問題点を知っておこう
ITの基本的な内容だけなら、別に勉強しなくても受かるのでは?と思う人もいるでしょう。その場合、約半数の人が落ちている実情と一致しません。
そう!ITパスポート試験は難易度が低いといっても何もしないで受かるほどは甘くはありません。
合格のためにネックになるのは次の点です。
1.ITの試験なのにワケのわからない問題も出る
ストラテジ系?マネジメント系?何それ??
と思う人もいるでしょう。ストラテジ系は会社のこととか法律とか。正直ITの資格に関係ある?と文句言いたいところですが、出るものは仕方ないです。
マネジメント系は、システム開発について問われます。多くの人がシステムは使う側で開発する側ではありません。開発する側はそれこそ上位試験の範疇では?!と意見したい。でも出るんです。仕方ないのであきらめしょう。
2.慣れないCBT試験方式
ITパスポート試験はコンピュータを使って出題・回答するCBT方式です。
「XXXXはどんな内容?」ってな問題だったらいいのですが、計算が必要となる問題は、モニタで問題を見つつ用意されるちんまい紙を使って計算しないといけないので、慣れないとちょっと面倒です。
それ以外でもコンピュータの操作自体慣れない人は余計な苦労をすることでしょう。
3.時間が足りない!?
試験時間は120分です。2時間。
多い?少ない?これは人によって違います。早いと退出可能時間過ぎてすぐ終了退出する人もいます。ギリギリまで粘る人もいます。
4.試験内容がきいていたのと違うんですけど~!
試験内容は結構変更になります。IPAのITパスポート試験のサイトから試験概要(シラバス)の最新をチェックしておきましょう。
ぶっちゃけシラバスに載ってない内容も出ます。載っても全然でない内容もあります。
5.勝負は時の運!?
CBT試験のため、人によって出題が違います。
これはもう運としか言いようがないのですが、仕方ありません。極端に難易度がかわるわけではありませんが、得意分野が少なく・不得意分野が多く出てしまった場合は苦しくなります。
合格必勝法は?
一番理想的なのは、
↓
(2)問題集や過去問を解いておく
ITパスポート試験の場合、(1)をすっとばして
ちなみに過去問はIPAのサイトで公開されているし、サイトや本も数多く出てます。当サイトでも紹介します。
過去問を最低でも3年分以上ひたすらやる!
解答の選択肢をすべて覚えてしまうぐらいに何度も!
詳細は完全に理解しなくてもいい!ざっくりで!
実はCBT試験になる前だったら、100%これで受かってました。が!CBT試験では人によって出題が違うので、公開される問題だけだと少し心もとない状態です。しかし、現在でも十分有効な方法です。
不安な人はサイトとか本を見てきちんとと全部勉強しましょう。
あとはCBT試験に慣れておくために疑似ソフトを使っておきましょう。
インストールできる自前PCがない人は、操作方法だけ事前にチェックしておきましょう。IPAのサイトから見ることができます。
試験合格のために、実践!
では実践していきましょう!
過去問題と解答・ざっくり解説を各10問ずつ。リンクはサイト右側・または下方にあります。
まずは一度自分で解いてみましょう。各問題の下にある「解答&解説はこちら」をクリックすると、解答とざっくり解説が表示されます。
不正解であった場合のみ何度もやりましょう!
正解の選択肢を覚えてしまうぐらいになったらOKです!
当サイトはまだ過去問題が少ないですが、他のサイト様や本を参考にして、最低でも過去4・5回分はやりましょう!
注意
本サイトの説明(令和2年~4年の問題)は、ITパスポート試験 シラバス Ver6.0に従っています。